湖沼や海を調査する研究所
湖沼
では、どんな
有機物
が分解されにくいのか、どうしてそのような有機物ができるのかを研究しています。また、発がん物質である
トリハロメタン
ができる量や、
プランクトン
の量や種類がどう変化するのかを研究しています。
ため池周辺に生息するトンボの数、種類などを調べ、生物の多様性
を守るために、ため池周辺の土地利用や水辺の植物がどのような役割
を持っているかを解明
するための研究を行っています。
海の状態
をモニタリングするために瀬戸内海
を運航
するフェリーに観測装置
を取りつけ、植物プランクトンの量や水温、塩分などの計測を行っています。また、計測
されたデータを衛星電話回線で受信
して、つねに監視
できるような技術を開発しています。
民間の船(フェリー)を利用して海の観測をしています。
有害化学物質による地球規模
(きぼ)
の海洋汚染の状況を調べるため、海運会社などに協力してもらい、日本−ペルシャ湾間
、日本−オーストラリア東岸間の太平洋における観測を実施
し、効率的
で信頼性
の高い海洋観測手法
の開発と収集
したデータを解析
する研究を行っています。
観測の結果、日本−ペルシャ湾間および太平洋の広範な海域において、β-HCHなど(農薬成分:日本では1971年に販売禁止)が検出
されました。
β-HCHの日本−オーストラリア間の分布
は、日本(大陸)から遠ざかるにつれ、濃度
がしだいに低くなる特徴的
な傾向
が見られました。
太平洋の南側では、地球温暖化
が原因
と考えられている水温上昇
によってサンゴが死んでしまう白化現象
が起こっています。 人工衛星や航空機のデータを使い、サンゴの白化現象がある場所を探
したり、サンゴ礁
の健康状態を監視
したりしています。
サンゴ礁(正常)
サンゴ礁(白化)
撮影:安元三教
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